やっぱりヤフーはすごい会社だと思った。

 

 「爆速経営」新生ヤフーの500日を読んで

最近のヤフーのリリースを見るたびに今までのヤフーが明らかに変わったとネット業界に身を置く人は感じているだろう。カリスマ経営者から5000人の従業員を抱える大企業ヤフーのバトンを引き継いではや2年。この目紛しく変化の早いネット業界で新社長の宮坂さんがどんな思いでどんな施策で「爆速ヤフー」を実現したのか・・・。

経営者としてまず、なぜ「ヤフーが存在するのか?」をとことん追求し、そこから見えてくる課題解決のために全社員一丸となって今なお成長するベンチャー企業。これからも次々新しいサービスが登場するネット業界においてヤフーの動きは今後とも目が話せない。宮坂さんか掲げる「201×年3月期に営業利益2倍(3300億)」!実現にはそう難しいことではないように感じた。以下、心に残った文書を記載しておく。

 

  • 「普通なら99%でよくやったと満足するのに、宮坂さんは100%でなければ結果を出したことにならないと悔しがっていた。」
  • 「大事なのは誰をバスに乗せるかである」適材をバスに乗せて適所に座らせ、不適材はバスから降ろす。そうすればおのずとバスの行き先は決まる。
  • 何度も挑戦して、何度失敗してもそれを許容し、次に挑戦できる環境をつくっていく。
  • 会社の価値というのは不変なものです。理念と言い換えてもいいですけれど、そこに軸があるから、会社に個性が生まれるのだと思います。
  • 世界で勝ち残れるような企業はみんな努力している。みんな汗を流している。しかし重要なのは、どこに向けて汗を流すのか、何に向けて力を合わせるかだ。このテーマの持ち方次第で結果は全く違ってくる。
  • 経営者には2つの要素しかない。1つは、いかに多くの意思決定をするかということ。もう1つはいかに早く挫折を経験するかということです。